【スマホ脳】スマホが脳に与える影響を解説したおすすめ新書

趣味・実用

おそらくこのサイトをご覧になっている方のほぼ100%が使用しているスマホ。
そんなスマホの魔力を理解していますか?

スマホは生活になくてはならないツールですが、スマホに依存してしまうからくりを知ったうえで付き合うべきではないでしょうか?

スマホの危険性を説いた新書を『濃い試し読み』してみましょう。

『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン

世界的ベストセラーになった『スマホ脳』は大きな話題を呼んでおり、「世界一受けたい授業」でも紹介されていましたね。

ただ単にスマホの危険性を煽っているわけではなく、筆者の医学の知見と科学的根拠に基づいて論じられており、納得感を持ちながら読み進めることができます。

さらに、スマホ脳を解消するための解決策も提示されており、きっとあなたの生活をより豊かにしてくれるはずです。

そんなベストセラー『スマホ脳』を濃い試し読みしていきましょう。

濃い試し読み「スマホは私たちの最新のドラッグである」

「かもしれない」が大好きな脳

報酬システムを激しく作動させるのは、お金でも食べ物でも承認でもなく、それに対する期待です。

動物の快楽を引き起こすのがドーパミンです。

サルを使った実験では、ある音が聞こえたときにジュースが少し出るようにしたところ、音が聞こえた時点でドーパミンが最大になっていることがわかりました。
また、音が聞こえても時々しかジュースが出ないときの方がドーパミン量がさらに増えました

これは人間においても同じで、脳は不確かな結果の方に多くのドーパミン報酬を与えます。

ギャンブルにのめり込んでしまう人が多いのもこのためです。

「もしかしたら」がスマホを欲させる

人間に組み込まれた不確かな結果への偏愛。
このメカニズムを利用しているのはゲーム会社やカジノだけではありません。

LINEやメールの通知音が鳴るとつい手に取りたくなるのもこの脳の特性のせいなのです。

「大事かもしれない」ことに強い欲求を感じ、「ちょっと見てみるだけ」を10分おきに繰り返しているのが現代人です。

IT企業トップは子どもにスマホを与えない

スティーブ・ジョブズは、自身の子どもがiPadを使用することに慎重になっていました。
iPadをそばに置くことすらせず、スクリーンタイムを厳しく制限していたのです。

また、ビル・ゲイツは子どもが14歳になるまでスマホは持たせませんでした。

IT企業のトップたちはスマホの魔力を誰よりも理解していたのでしょう。

まとめ

人がスマホにハマってしまう理由が少し掴めましたでしょうか?

スマホは現代の必需品と言っても過言ではありません。
しかしその魔力を正しく認識し、うまくスマホと付き合っていってはいかがでしょうか?

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