【三体】圧倒的なスケールのSF超大作【おすすめ小説】

小説

物理学の専門的な知識と人並外れた想像力。
この2つが合わさったSF小説の凄まじさを知っていますか?

私は普段SFを読まないのですが、試しに読んでみるとあっという間に引き込まれてしまいました。

寝る間も惜しんで読んでしまう究極のSFを「濃い試し読み」してみましょう。

『三体』劉 慈欣

中国SFの金字塔、『三体』です。
私はこの小説を超えるスケールの作品を知りません。

しかも、スケールが大きいだけでなく、物理学の知識に裏打ちされているため、非常にリアリティがあります。

『三体Ⅰ』(便宜上こう呼びます)は途中まで小難しくてよくわからないかもしれませんが、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム「三体」が登場してから物語が加速し、驚愕のラストへと繋がっていきます。

『三体Ⅱ』はその驚愕のラストの続きです。
これの下巻を全人類に読んでほしいです。それくらい面白かったです。

さらに、『三体Ⅲ』はまさにSFといった怒涛の展開となっており、人間の想像力の極限に触れることができます。これも超おすすめ作品です。

一旦はこれくらいに留めておいて、以下で「濃い試し読み」していきましょう。

濃い試し読み

ネタバレをしないよう、細心の注意を払います。

『三体Ⅱ』について書くと、ほぼ間違いなく『三体Ⅰ』のネタバレになってしまうので、今回は割愛します。

『三体Ⅰ』は、天体物理学者・葉文潔について描かれた過去編から始まります。

現在パートでは研究者の汪淼が主人公となり、「多発する物理学者の自殺」の謎を追います。
その際にプレイするVRゲームが「三体」です。

そのゲームの舞台は3つの恒星の影響下にある惑星で、恒星の引力に巻き込まれることで文明の発展と崩壊を繰り返しています。
あまりにリアルなそのゲームと奇妙な現実が交錯していき、物語を大きく動かしていきます。

物語のラストでは葉文潔の驚くべき過去が明かされ、『三体Ⅱ』へと続きます。

申し訳ありませんが、これ以上は書くことができません…。
もしネタバレを見たければ、Wikipediaをご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BD%93

ネタバレなしにこの魅力を伝えることができず、申し訳ありません。
ただ、抜群に面白いことは自信を持っておすすめします。

まとめ

『三体』に興味を持っていただけたでしょうか?
なぜこの小説が絶賛されているかは、読んだ方にしかわかりません。

衝撃の真実をぜひあなたの目で確かめてください。

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