【ジャンルで使い分ける】紙の本と電子書籍の共存戦略

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「紙の本と電子書籍をどう使い分けたらいいのかわからない!!」

紙書籍と電子書籍の使い分けが大事だと言われていますが、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、紙の本と電子書籍のそれぞれに適した本のジャンルをご紹介します。

どちらの形式で買うかを悩んだ際の参考にしていただけますと幸いです。

紙の本のメリット

①リセールバリューがある

「電子書籍の方が安い」と思っていませんか?

たしかに、単純に価格を比較すると、電子書籍の方が安く売られていることが多いです。

しかしリセールバリューを考慮に入れると、紙の本が安くなる場合が多いです。
どういうことかご説明いたします。

電子書籍では1500円、紙書籍では2000円で売られている本があります。

これを売ることを考えたときに、紙書籍が1000円で売れるとしましょう。

そうすると、実質的な負担分は電子書籍が1500円、紙書籍は1000円となり、紙の方が安くなるのです。

もちろん、電子書籍はずっと手元に残しておけるというメリットがあります。
しかし、何度も読み返さないような本であれば、紙で買った方がお得です。

②目が疲れない

スマホやタブレットで本を読んでいると、どうしても目が疲れてしまいます。
専用端末を使えばそのようなことはないのですが、少々出費がかさみます。

紙の本は目に優しいので、集中力の続く限りいくらでも読めてしまいます。

視力低下を気にされる方には、特に紙の本をおすすめします。

③手元に残してコレクションできる

ぎっしりと詰まった本棚に囲まれた部屋に憧れる方は少なくないのではないでしょうか?

紙の本は場所をとりますが、自分だけの本棚を作ることができる喜びは電子書籍では味わえません。

また、家族や友人などに貸すことができるのも、紙の本ならではです。

紙の本におすすめのジャンル

①小説

「小説は1回読めば満足」という方が多いのではないでしょうか?

紙の本で購入すれば、好きなタイミングで売ることができるので、リセールバリューを考慮すると電子書籍よりもお得に読むことができます。

(ちなみに私の場合、小説は図書館で借りてしまうことが多いです)

②資格試験等の参考書

電子版の参考書ほど使い勝手が悪いものはありません。
特に英単語帳などの暗記系教材は、紙の本でなければ効率が悪いです。

復習の際に読み返すときにも、紙の本であれば目当てのページをすぐに開くことができます。

また、資格試験等が終わったら売れるというのも紙で買うメリットです。

電子書籍のメリット

①場所をとらない

電子書籍の1番のメリットは「場所をとらない」ことではないでしょうか。

特に漫画を紙で購入していると、あっという間に本棚を占領されてしまいます。
もちろん、その光景は圧巻で、見ているだけでうっとりしますが、引っ越しや模様替えのことを考えると気が滅入ってしまいます。

しかしながら、電子書籍はスマホやタブレット内にデータとして保存されていくので、保管場所に困ることはありません。

外出の際に何冊も持ち運ぶことができるのもいいですよね。

②すぐに購入して読める

Eコマースの発展によって、紙の本を家から購入できるようになりましたが、それでも1日は待つ必要があります。

一方の電子書籍は、読みたいと思ったら1分もかからずに購入して読むことができます。
発売日の0時に購入することも可能です。

また、在庫切れを気にする必要もありません。

③電子書籍限定の本を読める

電子書籍でしか読めない本があることをご存じでしょうか?

特にKindleには電子書籍限定の本が多くあり、質の高いものも少なくありません。

北野唯我さんの『内定者への手紙』は私のイチオシで、社会人に求められる考え方を再確認しました。
多くのビジネスパーソンに支持されているので、ぜひご一読ください。

電子書籍におすすめのジャンル

①定期購読の雑誌

毎週、毎月購入している雑誌。
それらはたまっていく一方になりがちで、そのうちビニール紐でまとめて捨てることになります。

ですが、電子書籍なら場所をとらないのでその心配はありません。

また、雑誌を書店に買いに行ったり、配達を待ったりすることもなく、発売日にすぐ読むことができます。

②漫画

多いものだと200巻を超える漫画の単行本。

よほど好きな作品であれば話は別ですが、スペースを有効活用するという意味においては電子書籍がおすすめです。

ただし、もし読んだ漫画を売りたいと考えるのであれば、紙で買うと良いでしょう。

まとめ

紙の本と電子書籍にはそれぞれメリットがあります。

それぞれに適したジャンルがあるので、それによって使い分けることが肝要だと思います。

みなさんもぜひ紙の本と電子書籍のハイブリッドな読書ライフを満喫してください。

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