【問題解決プロフェッショナル】論理的思考力を鍛えるためのおすすめビジネス書

ビジネス書

ロジカルシンキングに自信はありますか?
論理的思考力は社会人の最重要スキルなので、もし自信がないのであればすぐにトレーニングを始めましょう。

そこでおすすめしたいのが『問題解決プロフェッショナル 思考と技術』です。

数多くのコンサルタントから支持されており、今なおロジカルシンキングのバイブルとして読み継がれている名著です。

この記事では、私が特に感銘を受けた箇所を徹底的にご紹介し、みなさんに「濃い試し読み」をご提供します。

『問題解決プロフェッショナル 思考と技術』齋藤嘉則

株式会社ビジネスコラボレーション代表の齋藤嘉則さんが、問題解決のための思考法を伝授している本です。

問題解決のための思考法として、1章で「ゼロベース思考」を、2章で「仮説思考」を紹介しています。

そして、その思考法を活かすための技術として、3章では「MECE」、4章では「ロジックツリー」について述べられ、ソリューションシステムや実例へと進んでいきます。

戦略コンサルタントが使う思考法を学ぶことで、自身の問題解決能力が向上し、仕事のパフォーマンスが上がります。
私自身も、「仮説思考」を取り入れてから、明らかに仕事のスピードが上がりました。

ロジカルシンキングを学びたいのであれば、まずこれを読んでみてください。
自信を持っておすすめします。

濃い試し読み「仮説思考」

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本書で紹介されている仮説思考を要約してご紹介します。

仮説思考とは?

そもそも仮説思考とは、「ざっくりとした仮説を立て、そこから逆算する思考法」のことを言います。

最初はじっくりと情報を集めてしまいがちですが、どれだけ集めてもキリがなく、非常に効率が悪いです。
一方で、先に仮説を立ててしまえば、どのような情報が必要なのかあたりをつけることができるので、スムーズに進めることができます。

次に、仮説思考をするためのアプローチをご紹介します。

①アクションに結びつく結論を常に持つ

何が何でも結論を出すことが仮説思考の始まりです。

そして、出した結論に対して、SO WHAT?(だから何なの?)を繰り返しぶつけましょう。
こうすることで、具体的なアクションに結びつけることが可能になります。

②結論に導く背後の理由やメカニズムを考える

SO WHAT?を繰り返していれば、結果的に背後の理由やメカニズムが把握できるようになっています。

あまりイメージがつかなければ、フェルミ推定をしてみると良いかもしれません。

こちらの本はフェルミ推定を基礎から学ぶことができるのでおすすめです。

③ベストを考えるよりもベターを実行する

実行することにより、今よりもベターな状況が想定されれば、とにかく実行に移すべきです。

ビジネスの現場に絶対的正解はないので、じっくり正解を探していると後れを取ります。
走りながら解決した方が効率的で、良い結果が出やすいです。

情報収集に時間をかけすぎてはいけません。
6割レベルの情報が集まったら、とにかく1度方向性の判断をすべきです。

まとめ

いかがでしたか?
問題解決のために必要な思考法が少しイメージできましたでしょうか?

みなさんが『問題解決プロフェッショナル』を読んで論理的思考力を高め、スキルアップにつなげていただけますと幸いです。

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